WANtaro雑記帳（Win_GMT：コンター図）

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GMT でコンター図を作成した事例です．

数値は，浸透流解析結果による圧力水頭と全水頭です． 圧力水頭と全水頭のコンター線に加えて，圧力水頭値に着色してみました．水色の領域が飽和領域，薄い黄色の領域が不飽和領域です．コンター線のピッチは，圧力水頭・全水頭とも1mであり，5m おき（0m，5m，10m，15m）に太線で描かれています．

基本的な作業の流れ

• カラーパレットファイル(*.cpt)定義
• GMTでの文字の大きさ等定義
• 作図用データ準備
• プロット用データ
• マスク領域を定めるデータ
• psbasemap によるグラフ軸の設定
• grdmask によるマスク領域の設定
• surface によるグリッドデータ作成
• grdmath による演算(指定した領域がマスクされたデータの作成：カラーパレットファイルではマスクされた領域に対応する色 N を定義しておく必要あり)
• grdimage による領域の色づけ
• grdcontour によるコンター線描画
• pstext によるテキスト挿入
• 上記で圧力水頭コンターを完成させ，以降全水頭コンター線を重ね描きする．

バッチファイルのダウンロードと画像確認

均一型ダムでは，圧力水頭・全水頭とも比較的綺麗に表現できていると思います． ゾーン型ダムでは，全水頭コンターに乱れがありますが，圧力水頭コンターは綺麗に表現できています．

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