01:Webカラー140色HTMLファイル作成
概要(プログラム:vbWEBcolor140, vcsWEBcolor140)
- 本HP「色・模様・フォント」の「Web カラー 140 色」を HTML ファイルとして出力するプログラムです.
- 色は msdn の .net Framework クラスライブラリ Color プロパティのシステム定義色 140 種です.
- システム定義色は 141 種ですが,「Transparent」は透明色であるため省略しました.「Aqua」と「Cyan」(rgb [0, 255, 255]),「Fuchsia」と「Magenta」(rgb [255, 0, 255])も重なりますが,いずれも比較的使用頻度がある色名ですので省略せず,合計 140 色のサンプルとしました.
- プログラムでは,140 色の色名を並べた「inpvbcolorname.txt」というテキストファイルを読み込み colname(k) という配列に色名を格納,下のコードに示すように,これを rgb 値に変更するとともに,rgb 値を 16 進表示に変換し記載しています.
- html ファイルに書き出しているのは,表の形と色名・16 進表示・rgb 値のテキストだけで,発色は css ファイルの background-color で指定しています.
- プログラム・コードの配列宣言で,色名を 16 進表示にするか rgb 表示にするかを選択します.以下 16 進表示の事例.rgb表示の場合のファイル名は「subwebcolor140rgb.html」および「cswebcolor140rgb.css」です.
- [Start] ボタンを押すと,Form に配置した WebBrowser コントロールに「subwebcolor140_16.html」が表示されます.
- [HTML] ボタンを押すと既定のブラウザに「subwebcolor140.html」が表示されます.
- 「プログラムと入出力事例」の「subwebcolor140.txt」の拡張子を「html」に,「cswebcolor140_16.txt」の拡張子を「css」に書き換えることにより,本 HP と同様のカラーサンプルが得られます.
- 入力データファイル「inpvbcolorname.txt],出力ファイル「subwebcolor140_16.htm」および「cswebcolor140_16.css」は,いずれも「c:\vb2010pro\vb7WEBcolor140\data-file」(C# では「c:\vcs2010pro\vb7WEBcolor140\data-file」)というフォルダで入出力します.
Dim colname(139) As String
Dim rr As Byte
Dim gg As Byte
Dim bb As Byte
Dim colrgb As String
Dim col16 As String
rr = Color.FromName(colname(k)).R
gg = Color.FromName(colname(k)).G
bb = Color.FromName(colname(k)).B
colrgb = "(" & rr.ToString & "," & gg.ToString & "," & bb.ToString & ")"
col_16 = "#" & rr.ToString("X2") & gg.ToString("X2") & bb.ToString("X2")
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(注意)環境(IEなど)によっては,入出力事例の「subvbcolor140_16.txt」がテキストではなく css が適用されていない html として表示されます.この場合は「右クリック」-->「ソースの表示」でエディタなどに読み込んでください.Firefox では問題ないようです.
使用コントロール
ToolStrip1, ToolStripButton1・2, ToolStripLabel1, WebBrouser1
プログラムリスト
入出力事例
02:WebカラーサンプルHTMLファイル作成
概要(プログラム:vbWEBcolor, vcsWEBcolor)
- 本 HP「色・模様・フォント」の「Web カラーサンプル」を HTML ファイルとして出力するプログラムです.
- 色は基本カラー 16 色と Web セーフカラー 216 色としました.
- セーフカラーは 00,33,66,99,cc,ff の 6 段階の 16 進数の組み合わせの文字列を作成してファイルに書き込んでいます.
- 色相環順に並べた色表も作成してみました.
- VB カラーサンプルと同様に,html ファイルに書き出しているのは,表の形と色名・16 進表示・rgb 値のテキストだけで,発色は css ファイルの background-color で指定しています.
- [Start] ボタンを押すと,Form に配置した WebBrowser コントロールに「subwebcolor.html」が表示されます.
- [HTML]ボタンを押すと既定のブラウザに「subwebcolor.html」が表示されます.
- 「プログラムと入出力事例」の「subwebcolor.txt」の拡張子を「html」に,「cswebcolor.txt」の拡張子を「css」に書き換えることにより,本HPと同様のカラーサンプルが得られます.
- 出力ファイル「subvbcolor.htm」および「csvbcolor.css」は,いずれも「c:\vb2010pro\vb7WEBcolor」(C# では「c:\vcs2010pro\vb7WEBcolor」)というフォルダに出力されます.
(注意)環境(IEなど)によっては,入出力事例の「subwebcolor.txt」がテキストではなく css が適用されていない html として表示されます.この場合は「右クリック」-->「ソースの表示」でエディタなどに読み込んでください.Firefox では問題ないようです.
使用コントロール
ToolStrip1,ToolStripButton1・2,WebBrowser1
プログラムリスト
入出力事例
03:バナーのような gif 画像作成
概要(プログラム:vbFCdialog, vcsFCdialog)
- バナーのような gif 画像を作成するプログラムです.
- ToolStrip の TestBox に文字を入力し,色やフォントを選定して「Draw」ボタンを押すと 88×31 の寸法の画像を PictureBox に描きます.
- 「Save」を押すとファイル名を聞いてきますので,入力し保存します.画像形式は「gif」固定です.
- 色の指定は,影の色(縁取りの色),グラデーションの始端色と終端色,フォント色を指定できます.
- グラデーションの始端色と終端色を同色とすれば単色塗りつぶしとなります.
- グラデーションの方向は RadioButton で選択できます.またグラデーションの塗りつぶし時にガンマ値を有効にするかどうかの選択ができます.
このプログラムは,DOBON.NETさん(http://dobon.net/vb/dotnet/graphics/lineargradientbrush.html)の記事を参考にさせていただきました.
使用コントロール
ToolStrip1, ToolStripTextBox1, ToolStripButton1〜2, PictureBox1, TableLayoutPanel1, Label1〜2, Button1〜5, RadioButton1〜4, CheckBox1, ColorDialog1, FontDialog1, SaveFileDialog1
プログラムリスト
04:VB & C# 塗りつぶしパターンHTMLファイル作成
概要(プログラム:vbHATCH, vcsHATCH)
- VB 及び C# の塗りつぶしパターンHTMLファイルを作成するプログラムです.
- 本 HP「色・模様・フォント」の「VB & C# HatchStyle」に掲載の png 画像と HTML ファイルを作成します.
- プログラムを実行すると HatchStyle のパターン名を ListBox にリストアップします.
- ListBox でパターン名を選択し 「Draw」ボタンを押すと,そのパターンでの塗りつぶし画像を画面に表示します.
- ToolStrip の「Table draw」ボタンを押すと,本 HP「色・模様サンプル」の「VB & C# HatchStyle」に掲載したようなHTML文書とそこで読み込む png 画像ファイルを FolderBrowserDialog で選択したフォルダに書き込むとともに,既定のブラウザで表示します.
- 画面表示,出力 png 画像の大きさはいずれも 88×31 です.
- TableLayoutPanel, PictureBox1, Button1, ListBox1 は Dock=Fill に設定しています.
- TableLayoutPanel では CellBorderStyle=InsetDouble に設定しています.Outset だと ListBoxの最終行が TableLayoutPanel の中に収まりきらないようです.
このプログラムは,DOBON.NETさん(http://dobon.net/vb/dotnet/graphics/hatchbrush.html)の記事を参考にさせていただきました.
使用コントロール
ToolStrip1, ToolStripButton1, FolderBrowserDialog1, TableLayoutPanel1, Button1, ListBox1, PictureBox1, PictureBox2,
プログラムリスト
05:VB & C# 色一覧HTMLファイル作成
概要(プログラム:vbCOLOR, vcsCOLOR)
- カラーネーム 140色 と Windows システム色を png 画像で出力し,色の一覧を HTML で表示するプログラムです.
- HTML 文書の出力結果は「色・模様・フォント」の「VB & C# 色一覧」に示すとおりです.
- 「Web カラー 140 色」や「Web カラーサンプル」は HTML で発色させていますが,このプログラムは VB あるいは C# で発色・png 画像を作成しているものです.
- ListBox で色名を選択し,「Draw」ボタンを押すと画面に選択した色を表示します.
- ToolDStrip の [Table draw] ボタンを押すと,png 画像と HTML ファイルを指定したフォルダに出力するとともに既定のブラウザで表示します.
使用コントロール
ToolStrip1, ToolStripButton1, TableLayoutPanel1, Lavel1〜2, PictureBox1〜2, Button1〜2, ListBox1〜2, PictureBox3
プログラムリスト
06:VB & C# フォント一覧HTMLファイル作成
概要(プログラム:vbFONT, vcsFONT)
- PC にインストールしているフォントの描画文字を png 画像で出力し,一覧を HTML で表示するプログラムです.
- HTML 文書の出力結果は「色・模様・フォント」の「VB & C# フォント一覧」に示すとおりです.
- ListBox でフォントを選択し,「Draw」ボタンを押すと画面に選択したフォントによるテスト文字列を表示します.
- ToolStrip の [Table draw] ボタンを押すと,png 画像と HTML ファイルを指定したフォルダに出力するとともに既定のブラウザで表示します.
使用コントロール
ToolStrip1, ToolStripButton1, TableLayoutPanel1, PictureBox1〜3, Button1, ListBox1
プログラムリスト
07:ImageMagick で使える色一覧HTMLファイル作成
概要(プログラム:vbIMcolor, gccIMcolor)
- ImageMagick をインストールしたときにできるwwwフォルダ内のcolor.html内より色名・rgb値・16進値を取得し,この情報を用いてImageMagickにより色短冊のpngファイルを作成,一覧を HTML で表示するプログラムです.
- HTML 文書の出力結果は「ImageMagick」の「ImageMagick Color」に示すとおりです.
- 色情報は,事前にdat_color.txtというファイルで準備されているものとします.
- ここでは,png画像が大量に作成されるため,作成するhtmlファイルのフォルダの下位に imcoldat という子フォルダを作成し,そこに png ファイルを作成します.
- 色名はABCの順に並べています.なお灰色系(gray0〜100とgray0〜100)は固めて後方に表示するようにしています.
使用コントロール
Button1, OpenFileDialog1, SaveFileDialog1
プログラムリスト
入出力事例
08:ImageMagick で使えるフォント一覧HTMLファイル作成
概要(プログラム:vbIMfont, gccIMfont)
- c:¥Windows¥Fonts にインストールしているフォント (拡張子:ttf および ttc) を用いて,日本語を含む文字列を png 画像で出力し,一覧を HTML で表示するプログラムです.
- HTML 文書の出力結果は「ImageMagick」の「ImageMagick Font」に示すとおりです.
- 日本語を含む文字列は,テキストファイル (ここでのファイル名は,inp.txt) として事前に準備し,UTF8Nで保存しておきます.
- ここでは,png画像が大量に作成されるため,作成するhtmlファイルのフォルダの下位に imfdat という子フォルダを作成し,そこに png ファイルを作成します.
- ImageMagickの実行は,html ファイルを作成するフォルダで行っています.このため,文字列を含む inp.txt ファイルもここに準備しておく必要があります.
- ポイントとしては,ImageMagickの実行を,どのフォルダで行うかを明確にしておく必要があることでしょう.
使用コントロール
ToolStrip1, ToolStripButton1〜2, Label1, ListBox1, SaveFileDialog1
プログラムリスト